ヨーグルト・プリン工場見学(2016年6月23日)(1) [イベント]

南京探訪第31回として6月23日に開催されたヨーグルト・プリン工場見学のレポートです。レポートは3本あるので、分けて発表します。

では、1本目

旺旺食品工場見学

 昨今日本では食の安全が非常に大きな問題となっており、特に中国産食品に対する批判は多くみられます。そんな批判を浴びやすい中国の食品生産の実態はどのようなもので、中国の食品生産工場はどのような食の安全に対する対策を行っているのでしょうか。今回は中国の食品メーカー旺旺のご厚意により実現した食品工場見学で、非常に興味深い体験をすることができました。

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 今回お邪魔したヨーグルト・プリンの生産工場では、まずその徹底した製品管理体制に驚きました。日本の食品メーカー森永乳業による技術提供が行われたヨーグルトはほぼ機械によって自動で生産されており、機械の管理以外は人の手はあまり加わらないとのことでした。人件費の安い中国で食品生産というと、工場でたくさんの人による手作業で行っているという先入観をもっていたため、現代的な生産方法は衝撃でした。また、床の色がクリーンレベルによって赤や緑などに分けられているとのことで、これも人々が持っている中国の食品工場のイメージからすると意外なのではないでしょうか。一方で製品の味についても、森永乳業の製品を軸にしつつ中国の消費者に合わせ味を変化させるというような中国ならではの工夫を感じました。

旺旺02.jpg

 今回旺旺の工場見学に参加して、私たちが中国の食品工場と聞いて思い浮かべるイメージと実際の工場とのギャップに驚くとともに、その徹底した品質管理に感動しました。今後中国の食品安全問題がどうなっていくのかはわかりませんが、こうした地道な衛生管理に対する努力が消費者の信頼を勝ち取っていくのだろうと感じました。(Y.T)

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