南京ふれあい食べ歩き第3回<漁寿司>(2016年2月20日) [イベント]

暖かくなったと思ったらまた寒くなったりと、気温が安定しない日々が続いており、最近では花粉まで飛び始めたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日に行われた「南京ふれあい食べ歩き」も今回で三度目。
今回は徳基プラザの北にオープンしたist(中国語名:艾尚広場)の4階にある「漁(いさり)寿司」にお邪魔しました。
店内は落ち着いたダイニングバーのような雰囲気。切り株が敷き詰められた壁紙がいい感じです。席は50~60くらい、当日も客入りは良好のようで、当日は八人が集まりましたが、さすがに飛び入りでは入れませんでした。予約を取っておいてくれた会長に感謝。

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さて、ここはアナゴの天ぷらが絶品ということで、早速食べてみました。

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アナゴを出すところは南京では珍しいですね。…ですよね?
お味は、なかなか美味。サクサクとした衣と青のりの風味が脂っぽさを抑えてくれます。
荒塩をつけて食べるのがお勧めだそうですが、海苔塩の下味がついていますのでそのままでも十分いけますよ。

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また、「漁"寿司"」と掲げるだけあって刺身や海鮮味噌鍋も鮮度が結構高くて生臭さがありませんでした。
写真はありませんが、肝心の寿司は…ちょっと小さめだし、タレがかけられていて正直微妙かも。シャリの加減などはいいんですけど…、注文したのがたまたまそうだったのかな。続報求む。

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それでも、海鮮のネタは非常に好印象です。
甘エビやホタテの身もぷりぷりと大きいのがうれしいじゃありませんか。
量も2~3人ぐらいを想定しているようで、我々も4人ずつに分かれて料理を分け合うかたちになり、それぞれ化石話やラグビー話などに花を咲かせていました。
牧尾会員のDVDコレクションをどうやって日本に持って帰るか、無毛は進化形か否か、なんて話も。

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肝心の価格ですが、一人平均100元前後(生中一杯12元!)とかなり良心的。
雰囲気よし味よしで財布にも優しい。始終和やかムードでの食事会でした。
筆者もこれからちょくちょく足を運びそうです。
ただし、日本語は通じないようですので、その点はご注意を。

三回連続で日本料理屋を回っていますが、南京の日本料理屋もずいぶんレベルが高くなりましたね。それぞれ力の入れどころが違って面白いです。次はどこに行きましょうか。

日本食以外にも穴場を探したいので、みなさんからの「ここよく行くんだけどどう?」とか「あそこ一人じゃ入りづらくて」といった情報をお待ちしております。(Y.Y)


南京古生物博物館参観(2016年1月30日) [イベント]

 2016年最初のイベントは、南京探訪第28回として南京古生物博物館の参観を行いました。南京古生物博物館は鶏鳴寺の隣に位置しており、開館してから10年以上経っている博物館です。鶏鳴寺前の桜並木通りにあると言えばお分かりの方も多いのではないでしょうか。

 南京古生物博物館には中国科学院南京地質古生物研究所が併設されており、当日はそこの研究員である伊藤剛会員に解説をしていただきました。伊藤さんは先カンブリア時代の放散虫の化石の研究をしている方です。伊藤さんは、先日の忘年会の偽武藤敬司なんですが(忘年会の記事参照)、実はすごい人なんです。

 館内の展示は、恐竜の骨格模型から始まって、時代順に植物や動物の化石を展示してあります。実は以前にも見学したことがあったのですが、専門家の解説があるのとないのとでは全然理解度が違いました。
 特に日本と中国の違いを解説していただきました。例えば、日本ではプレートなどの関係から、古い時代の地層の化石はなかなか見つからないのですが、中国ではそれがたくさん出てくるので、日本で貴重な化石も、中国ではあまり大切に保存されずに放置されていることもあるそうです。また、わからないことがあったときにもすぐ質問して、それに答えていただきましたので、よくわかりました。

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 館内は改修中のところもあったせいか、展示物があるのに電気がつかない真っ暗な部屋があったり、壊れたままの展示物がそのままだったりと、中国っぽさも全開でした。ただ、当日は春節前ということもあってか、比較的空いていてゆっくりと見ることができました。

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交通のアクセスは、地下鉄3号線鶏鳴寺駅から徒歩5分。入館料は大人20元です。

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※館内は一応写真撮影禁止になっていますが…察してください。


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