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第8回南京近現代史散歩「一帯一路の元祖 鄭和遺跡めぐり」に参加して(2018年2月25日) [イベント]

 2018年2月25日(日)地下鉄3号線「常府街」1番出口方面改札口に午後1時4人集合しました。曇りで少し肌寒い天気でした。
 太平巷を東に向かって10分ほど歩くと鄭和公園があり、カラオケや太鼓の踊りを楽しむ人々、小さいアトラクションの遊具に興じる子どもたちなどにぎやかな中を鄭和の立像の広場に着きました。小林さんのお話とリードで探訪は興味深く進んでいきました。現地で一人加わり5名となりました。少ないなあと思っていたので、嬉しさも加わりました。
 前から頭にあったことは、鄭和が中国にキリンを持ち帰ったことぐらいでした。鄭和公園で小林さんが丁寧にお話してくださったので、興味が湧くとともに、さすが中国の奥行きの深さには計り知れないところがあるなという想いをまた抱くことができました。
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 鄭和は明代、1405年を最初に7回も、東南アジア、インド、アラビア(ホルムズ)まで航海したこと、そして東アフリカへは分遣隊を派遣したこと。当時の中国沿岸には、アラビア商人がすでに交易をしにやってきており、船での行き来は活発に行われていたこと。ということは、交易にかかわっていた人がたくさんいて、行動範囲も広く、中国の商人もアラビア、東アフリカの方まで普通に航海していたのだろうと想像しました。そんななか、鄭和が朝貢貿易に大艦隊を組んで航海したということでした。しかも、その大艦隊は250隻余り、その中核の宝船は全長約150m。「木造で、こんなに長い船を作ることができるのか」とびっくりしました。総勢約25,000人。たいへんな技術力と組織力。明の強力な国力に思いを馳せました。
 そんなことを想いながら鄭和記念館の前に行くと日曜日はお休みということだったので残念でした。そして次の探訪地の「南京宝船廠遺跡公園」に向かいました。地下鉄「常府街」のもどり、3号線で「鶏鳴寺」へ。そこで4号線に乗り換えて終点「龍江」へ。漓江路を北へ少し歩くと目的の「南京宝船廠遺跡公園」がありました。
 入り口に立つと公園中央辺りに木造の宝船が見えています。入場料30元。といってもぼくは60歳以上ということで、パスポートの証明で無料。初めての経験でした。入り口を入るとそこの広場では、子ども対象にインラインスケートの教室のようなものが開かれていました。その傍らを通って宝船に向かって歩いていきました。
 ここは鄭和の艦隊の造船所跡ということでした。見えないですがすぐそばが長江。宝船はそばで見るとたいへん大きなものです。その上、実際の大きさはこの倍はあったと小林さんが話してくださいました。また、出航するときは引き船を使っていたそうで、数多くの船の出航にどれだけ時間がかかったのだろうか、乗組員の出航へ向けての組織的な動き、その連絡、想像もつきません。船の構造では先進的に船倉が細かく隔壁で分けられ、沈没を防止する仕組みになっていたということです。凄いなの連発でした。
 そして、さすが中華料理の国、甲板で野菜を育てて食べていたということを聞いて、これまた「凄いな」と声を上げました。ビタミンの欠乏を防いだそうです。
鄭和02.png

 公園の中を歩いて行くと、屋外に巨大な鉄製の碇を展示しており、巨艦を想像させました。しばらくして宝船博物館に入ると、1本の巨大な木を分厚い板の棒のようにしたものが目に入ってきました。横に置いていましたがとても長いもので、なんだろうかと壁にある解説の図を見ると、どうも舵の軸の部分ということがわかりました。「ふうっ」と溜息をつきました。やはりどんなに大きな巨艦かを想像せざるをえませんでした。当時の中国の技術力、経済力、世界観などに思いを馳せることができ、充実したときを過ごすことができました。
 この探訪で、鄭和のことだけでなく、世間話ができたのも嬉しいことでした。歴史を学びながら現代のことにつないでお話を聞くというのは、なにか心がうきうきするものです。南京での生活になにかがプラスになったような気がしました。小林さんの興味深い丁寧な解説に感謝します。そして、肌寒さの続くなか、夕方5時頃公園を後にして、第2の催し「南京ふれあい食べ歩き」のレストランに向かいました。(T.U)


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南京ふれあい食べ歩き第10回<老門東>(2017年10月14日) [イベント]

しばらく更新が滞っておりました。申し訳ありません。
今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2017年10月14日、中日友好交流in南京のイベントの後に第10回南京ふれあい食べ歩き企画が開催されました。今回は老門東へ赴きました。

以下、その体験記です。

日中交流イベント終了後、午後5時より老門東の散策及び食べ歩きがありました!

老門東は南京で歴史が最も長く、文化が最も深厚なエリアの一つです。
古い町の風景、伝統的文化、民俗文化が残されています。
城南の古い町並みが再現されており、南京のの伝統的な生活が集まる特色あるエリアです。
南京の人々の記憶となり、「南京の根」と称えられています。
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老門東正門
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レンガ造りの建物

見ての通り、老門東には写真スポットがたくさんあります(^_^)/
いい感じに古い町並みを再現している老門東で、
思い出に残る写真を撮ってみてはいかがでしょうか☆彡
老門東の門の前でみんなで記念撮影♪
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老門東東門

みんな老門東散策に胸を膨らませているようです(笑)

老門東に入ってまず目に入ったのが…
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こちらのお洒落なスターバックス!!!
現地の方に聞くところ、
老門東へ訪れた際にぜひ行ってみてほしいランキング第一位だそうです!

テンションもあがり、店内を覗いてみました☆彡
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想像以上でした!店内も素敵♪ 南京グッズが置いてありました!かわいい~(#^^#)

ではでは各グループに分かれて、これより第10回南京ふれあい食べ歩きスタートです!
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私のグループはお茶好きが多いということで、老門東で人気のカフェに立ち寄りました。
カフェの名前は「瓦庫」。
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店内はとてもお洒落で落ち着いた雰囲気でした。

さっそく白茶とプーアル茶をいただきました。
なんとも美味しいお茶!!!お茶の香りがふわっと広がり、風味が濃くしっかりとしていました(#^.^#)

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記念にみんなでパシャリ! 左4人が日本人、右3人が中国人
お茶片手に日中交流している様子です(´▽`)

こんなにも美味しいお茶が老門東にあるなんて…!
インスタ映え間違いなしの雰囲気あるお店です!
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照明はあえて暗め、落ち着いた雰囲気を醸し出す☆

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こんなところに毛沢東の絵が!!! 

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素敵な絵がたくさん!

みなさんぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか☆彡

続いて老門東の名物である「鴨腸」!!!
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老門東に来たからにはこれを食べるしかない!ということになりまして…
長蛇の列ができる有名店「秘制鴨腸」に行ってきました(≧▽≦)
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想像していた通りたくさんの人で溢れかえっていました(笑)

みんなが騒ぐほど、本当に美味しいの?と思っていましたが…
期待を裏切らない味でした!鴨腸美味しい!!!!!

鴨の腸ということもあって、見た目は少し不気味で食べるには勇気がいります(笑)
もちろん味の想像は到底つきません。
美味しいお茶で満たされた口が台無し~。まずいものを口に入れるのはやめよう!
誰もがそう思うかもしれません(>_<)

だがしかし!みなさん騙されたと思って食べてみて下さい!!!
鴨腸の美味しさには度肝を抜かれます!
せっかくの老門東散策。老門東名物を食べたいとは思いませんか?
後悔したくないあなた!老門東へ訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

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老門東名物「鴨腸」を片手にパシャリ!この後、美味しい!という歓喜に溢れました(笑)

そんなこんなで楽しい楽しい「第10回南京ふれあい食べ歩き」が無事終了しました。
交流目的で散策及び食べ歩きをしました。
イベント時よりもみんなの仲が深まり、とても楽しい時間を共有することができました。

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最後まで見てくれてありがとうございました!謝謝
(A.N)

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中日友好交流in南京(2017年10月14日) [イベント]

しばらく更新が滞っておりました。申し訳ありません。
今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2017年10月14日に江蘇省観光局主催の日中国交正常化45周年記念のスペシャル企画として「中日友好交流in南京」というイベントが開催されました。

以下はその体験記です。

一城一塔一河・日中友好博愛の旅

10月14日、南京大报恩寺遗址公园にて南京イベントが開催されました!お天気は生憎の曇りで小雨がパラパラと、、、(気にしなければ大丈夫!)
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空気はどんよりとしていましたが、私たちの心は楽しみな気持ちでいっぱいでした(笑)
 
 会場に着くと、中には既に沢山の方々が。Σ(・ω・ノ)ノ!スクリーンには南京の観光紹介VTRが流れ・・・映像を見る人もいれば、近くの方と会話をする人も。会場は明るい雰囲気に包まれていました!!私はというと、、、これから始まる今日のイベントに期待を膨らませながら、南京の観光映像を見ていました。南京にはこんなにも魅力的なところがあるのかと、初めて知ったことだらけでした。行ってみたいところが沢山見つかったので、観光しに行く計画を練りたいと思います♪
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そして、いよいよ始まりました、オープニングセレモニー!主催者と共催者のお二方が話をしてくださいました。日本語の通訳を混ぜてくださったので、理解しやすかったです。

お話の後には「董永与七仙女」「江南踊り」のショーを見ました(^^♪
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(➤「董永与七仙女」)
「董永与七仙女」は不思議な世界に連れていかれた気分になりました!
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(➤「江南踊り」)
「江南踊り」はただただ見惚れちゃいました(/ω\)美しかったです。

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そういえば!!!イベントのグッズをいただきました。皆さんのお気に入りは、この南京帽子。なかなかいい帽子じゃありません?

 セレモニーの後には、大报恩寺遗址公园の見学をしました。説明を交えながらの見学ツアーで、とってもスムーズに見ることができました!立体物が多く、見て回るだけで十分に楽しかったです。途中にはイルミネーションのような場所も♡
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一通り見た後には、、、漢服の体験もしました!色々と種類があって悩みました(-_-;)どれも素敵すぎて、、、漢服って着方も少し異なるんですね。初めての漢服体験に興奮が抑えきれませんでした(笑)
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男性も女性も漢服を着て皆でパシャリッ! タイムスリップしたような気持ちになりました。どうですか漢服?いいですよ~。貴重な体験ができました♪

そして最後には、、、大报恩寺琉璃宝塔にも昇りました!一番楽しみにしていた場所!
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(➤大报恩寺琉璃宝塔)

ながーい階段をひたすら昇り、息を切らして到着した先にあったのは、、、
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(➤大报恩寺琉璃宝塔からの景色)
晴れの日だったら、もっといい景色が見れるのかな~。次は晴れの日に行こうかなと思います。
もし、これから行こうとなさってる方は、覚悟を決めて階段昇ってくださいね(笑)

ひとまず、日中友好博愛の旅・前半が終了。沢山見て、聞いて、話して、体験して、笑って、充実した時間を過ごすことができました。
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イベントの途中には、日本人のみならず、中国人学生との交流もできました♪
出会いに感謝。これからも交流が続くことを期待。いい交流の場をありがとうございました!!!
(A.H)

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2017年度の南京近現代史探訪 [イベント]

しばらく更新が滞っておりました。申し訳ありません。
今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2017年度は3度の南京近現代史探訪の活動を行いました。

1回目は2017年5月6日
第5回南京近現代史探訪として明孝陵を訪ねました。

以下は解説者の小林さんのコメントです。
「2017年は文豪・芥川龍之介が自ら命を絶って90年目に当たります。芥川が南京を訪れたのは1921年。新聞社の依頼で3月下旬~7月中旬にかけて、上海を起点に長江沿岸と北京を旅行。帰国後、数編の紀行を執筆しました。芥川の死後十年目、日中戦争が本格化しています。日本の近現代を代表する文学者の一人が、当時の南京や中国各地で『将来に対するぼんやりとした不安』(芥川龍之介の遺書より)を感じたか否か、中国の近現代史をさぐってみたいと思います」


2回目は2017年9月24日
第6回南京近現代史探訪として抗日航空烈士記念館を訪ねました。

以下は解説者の小林さんの紹介文です。
今回の企画は、日中戦争本格開戦八〇周年を記念、一九三七年八~九月に南京の空で繰り広げられた、中国空軍と大日本帝国海軍航空隊の知られざる激戦を中心に、日中戦争を振り返るものです。実は、南京上空での戦いで帝国海軍航空隊は当初、敗れました。しかし国力の差はいかんともしがたく、一カ月後に「帝国の逆襲」が始まります。中国空軍のジェダイたちは次々と散りました。この後、中国の空の戦いの主役はソ米操縦士に移ります。このほか、第二次大戦での中国での航空戦の重要性についても、当日のパンフにて解説申し上げます。


3回目は2017年11月26日
第7回南京近現代史探訪として中山陵を訪ねました。

以下は解説者の小林さんの紹介文です。
さわやかな江南の秋晴れが続いております中、第7回南京近現代史散歩を、皆さまと下記の要領にて楽しみたいと存じます。今回は、南京観光の基本中の基本、中国革命の先駆者・孫文(孫中山、スン・ヤッセン)の陵墓である中山陵の散策を企画いたしました。日本を革命根拠地とした孫文と日本留学生出身の革命家たち、さらに「興亜の志」に共鳴した日本人同志たちに思いをはせていただければ幸いです。なお、3時間くらいの山歩きになりますため、早目の昼食(あるいはブランチ)を摂ってからと、計画しました。

2018年度も新しい企画をやってみたいと思っています。皆様、ぜひご参加ください。

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花見<7回目>(2017年3月26日) [イベント]

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今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2017年3月26日、玄武湖公園・櫻州にて毎年恒例の花見が大盛況のうちに開催されました。南京日本人会として早くも7度目(実質開催は6回目)の花見開催となりました。

当日は満開の時期は若干過ぎてはいたものの天候にも恵まれ、暖かい日和の中、楽しく意義のある交流の場となったと思います。

去年(2016年)の花見には史上最多の113名が参加して、ビニールシートが足りない状況が発生しました。そこで、ビニールシートを買い足し、準備万端で臨んだ今年は、なんと208名もの方々が参加してくれました。史上最多の記録更新です。

昼食はおにぎりとサンドイッチ。みんなおいしそうに食べていました。

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来年も是非開催したいと思います。皆様の参加をお待ちしております。



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2016年度総会(2017年3月11日) [イベント]

しばらく更新が滞っておりました。申し訳ありません。
今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2017年3月11日に南京日本人会の2016年度総会が開催され、2017年度の会長に兎澤和広、副会長に益満義裕が再任されました。
また、2016年度の決算報告、2017年度の予算案も承認を得て、無事に2017年度が始まりました。

兎澤会長のコメント

2016年度は月に2回の活動を行うという目標のもとでスタートし、前半の9月までに13回の活動を開催したものの、そのツケが回ってきたせいか後半は息切れし、10月以降は各月1回、1月2月は活動なしという散々な状況だった。活動回数は2014年度13回、2015年度16回、2016年度17回と徐々に増えているが、ここら辺が限界かもしれない。来年度はもう少しバランスのとれた活動計画を立てたい。また、商工クラブや留学生と関わる活動が少なかったことも反省材料である。

2017年は南京日本人会設立10周年の節目にあたります。

皆さん、2017年度の南京日本人会の活動にご期待ください。


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2016年度忘年会(2016年12月17日) [イベント]

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毎年恒例の忘年会。
2016年は12月17日に日本料理 利久で開催しました。
会員は会費100元で参加できるお得な忘年会です(非会員は200元)。

今年も多くの方々の参加があり、盛り上がりました。

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※利久は2018年に場所を移転するそうです。ご注意ください。


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達磨洞(2016年11月26日) [イベント]

しばらく更新が滞っておりました。申し訳ありません。
今後、2016年11月から2017年12月までの活動を少しずつアップしていきます。

2016年11月26日に南京探訪第34回として達磨洞へ行きました。
この「達磨」というのは、中国禅宗の開祖とされているインド人仏教僧の達磨大師のことです。

この達磨が南朝粱の時代に南京を訪れたのですが、粱の武帝と折り合いがつかず、北魏へ向かいました。そしてたどり着いたのが河南省の嵩山少林寺です。ここで9年間、壁に向かって座禅した逸話は有名です。そのことから「達磨洞」と言えば少林寺の方が有名になっています。

南京の達磨洞は、達磨が南京を離れる直前、つまり長江を渡る前に滞在した場所だということです。

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入場料30元

地下鉄3号線上元門駅で降りて徒歩30分くらいです(バスもあります)。


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秋の揚州日帰りツアー(2016年10月29日) [イベント]

~~ 今回の小旅行はいろんなことがありましたが、本当にメンバーと食事に恵まれた旅でした。 ~~

南京日本人会、なんと南京を離れての日帰りツアーを決行しちゃいました!
場所はあのチャーハンでおなじみ、「揚州」。

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(まるで「世界ふれあい〇歩き」に出てきそうな風景)

2016年10月29日(土)午前7時。小雨の降る南京駅に日本人会一同集合…、
と書きたいところですが、今回は諸事情により日本人メンバーは事前のチケット購入および発券ができず、事前に発券を済ませた中国人メンバーとは別の列車で揚州へ向かい、
揚州駅で現地集合となりました…。

が、しかし、なんとここで中国人参加者1名にまさかのアクシデントが!
身分証を忘れてしまったために列車での移動ができず、長距離バスで移動するメンバーが
出てしましました。(ヒヤヒヤしました……。 \(;゚∇゚)/ヒヤアセモン☆)

日本人メンバー集合後、切符売場へ乗車券購入に。
土曜日の朝なので結構混んでいるかと思いきや、それほど人が並んでおらず、
すんなり往復チケットを購入できました。

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(南京駅ホームにて)

南京駅構内に入りベンチで休憩中もチャットで中国人メンバーとのやりとりをしていると、また小さなアクシデントが…。(「アクシデント」というほどでもありませんが。)

なんと中国人メンバーが乗った列車が、出発時間を過ぎても南京駅を出ていないとのことで、われわれ日本人メンバーの乗った列車がなぜか先に南京を出発してしまいました。

揚州への往路は座席が取れず、デッキで語らいながら缶ビールで最初の乾杯タイム!

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(いざ! 揚州へ!)

約1時間後、揚州駅着。

小雨も降っているせいか、若干寒さを感じました。
その約10分後、中国人メンバー(のほとんどが)到着

その後、バス移動のメンバーを待っていました。
その間、揚州駅の斜め前にあるバスターミナル観光案内所で入手したガイドブックで
この後の行動スケジュールについてミーティングを行いました。
(事前にスケジュール考えてこなくてスミマセンッ)

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そして待つこと約40分、ついに本日最後のメンバーが揚州に着きました!
( 安堵 (*´ο`*)=3 はふぅん )

全員集合した我々一行は本日1つ目の目的地、高僧鑑真が住職だったことでも有名な由緒ある仏教寺院「大明寺」へ!

揚州駅をタクシー3台分乗で出発した我々日本人会一行は揚州の風景を楽しんでいましたが、…が、ここでまたまたアクシデントが!

我々を乗せたタクシー3台のうち1台がパンク((゚ロ゚;)エェッ!?)
運転手さん、必死でタイヤ交換してました。

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そんなこんながありましたが、なんとか無事大明寺に集合し、
1時間の自由時間。

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(九重の栖霊塔をバックに記念撮影)

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そして大明寺をあとにした我々は、市バスで次の目的地、中国人なら誰でも知っているといっても過言ではない五亭橋の、そう、あの「痩西湖」へ向かいました。

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バスと徒歩で痩西湖に着いた我々はチケットセンターでチケットを購入……しませんでした。
ちょっと、……高いよ。ということで入らないというメンバーが多数だったため、記念撮影のみで、
痩西湖をあとに。

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そろそろお腹も空いて「あのチャーハン」ことしか頭にない我々南京日本人会一行は、
揚州グルメを満喫しに隋の時代から続く伝統の味「富春茶社」へ。
ここは本当におすすめです。目で見るだけでも本当に楽しめます。

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(まずはストローで飲むタイプのタンパオ)

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(いろんなのが、ドッサリ…)

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午後1時30分からは休憩に入りますので、行かれる方はお時間にご注意ください。
(営業時間6:30-13:30 15:45-19:40)

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(すっかりご満悦の様子)

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(店の前でもう1枚)

空腹が満たされた我々一行、次の目的地は東関街。
清の時代、塩の流通で栄えていた揚州の街並みを再現した1122メートルに渡る美しく活気のある通り。お土産屋や酒屋が並ぶ通りでみなさん自然と笑顔がほころんでいました。

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その後、コーヒーショップで約1時間の休憩をはさみ、今回の小旅行もいよいよ大詰めへ。

(「もう少し時間が経つと提灯の明かりがついてさらにきれいなんですが」 揚州経験者談)

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(ライトアップされました!)

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(キッチュな酒屋さん。 「キッチュ」の使い方が合っているかどうかわかりませんが…)

コーヒーショップを出ると日も傾いており、東関街を引き返し、次の食事スポットへ。
ここでの揚州チャーハンもなかなか乙なものでした。
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「冶春」の雰囲気は昼食をとった富春茶社とは違い、ファーストフードのような感じでしたが、
料理の種類も豊富で楽しめました。メンバーは今日あったいろいろなことを話し合い、有意義な時間を過ごせたと思います。

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揚州駅へ向かうタクシーの車中、南京を離れたツアーで次はどこがいいかという話題に花が咲きました。鎮江、常州、合肥……。候補はいろいろ挙がっています。近いうちに実現できるよう役員会で計画していきたいと思います。

最後はまた約1時間の列車に乗り、夜10時前南京駅到着。
無事、解散となりました。

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(南京到着後に最後の記念写真)

トラブルもいくつかありましたが、参加してくださったメンバーのサポートがあり、何とか無事にこのイベントを終えることができ、とても良い経験になりました。(Y.O)


南京ふれあい食べ歩き第9回<鰻亭>(2016年9月25日) [イベント]

国慶節が近づき秋口に差し掛かってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
第9回になりました南京食べ歩き。今回は、石鼓路は鰻亭を伺いました。

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店先には藍の暖簾。紋の三本線はそれぞれ天地人と鰻の関係を象徴しているのだとか。

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藍の暖簾をくぐると、女将と日本の高級料亭を思わせる玄関のお出迎え。

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南京には珍しく靴を預けて店内に入ります。入ってまず目を引かれるのは総畳。あたかも日本に帰ってきたようで、思わず頬ずりしてしまいましたが、思い返してみると、不衛生かつ痛いことをしたものです。反省。みなさんは頬ずりしないようにご注意ください。ともあれ、純日本式の店構えは南京では初めてじゃないですかね。席数は50席ほどでしょうか。

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席は掘りごたつ式で、正座が苦手な人でも安心。

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いけすには鰻が泳いでいました。

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兎澤会長の音頭で乾杯。
雰囲気だけでなく、料理もまったく日本味。
鰻亭という名前の通り、鰻がおいしいのはもちろんのこと、刺身や焼き物もかなりのレベル。

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何気ない前菜でしたが、個人的にこの漬物は涙ものでした。だって、南京で沢庵以外の漬物、他で食べられないですよ。

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大トロと霜降り牛の焼きしゃぶしゃぶ。口に入れるととろけるお肉をわさび醤油で。今日は表面を焼いていただきましたが、焼かないでも食べられるそうです。

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鰻は鰻のちらし寿司と素揚げをいただきました。鰻の味が口中に広がりますが、とてもさっぱりしています。鰻の素揚げって料亭!って感じですよね。事前の写真にあった白焼きは、今日は食べられませんでした。期待していたのに、残念。

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料理が終わったと思ったら最後にシシャモが出てきました。おなかにたくさん卵を抱えていて身もホクホクしていました。

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全体的にみて、鰻亭さんの料理は日本人好みの素材の味が活かされた味付けで、まさに「日本料理」むしろ日本料理と言わずして何というべきか、というお味でした。筆者のいた席では、究極の日本料理とは何だろうか、という議論にまでなり、「調理しないこと」つまり素材の味そのままをいただくことだ、というような結論になっていましたよ。
ちなみに、中国料理で鰻料理ってみませんが、中国では「鰻は死体をも食べる」という習性から穢れた魚という認識なので食べないのだそうです。今でも御年輩の方に進めると嫌な顔をされるそうですが、最近は若者を中心に鰻食が広がっていますね。メインの客層は三、四十代になりそうですね。

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最後に玄関で集合写真。
今回は特別価格でいただきましたが、正式に開店した後は、298元、498元、698元のコースのみの取り扱いになるそうです。たまに日本の空気を楽しみたい方はぜひどうぞ。

それではみなさん、少し早いですが、よい連休を。(Y.Y)

※この記事は2016年9月末に提出されましたが、諸事情により発表が2017年1月になってしまいました。申し訳ありません。

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