南京日本人教師会主催:第6回100文字作文コンテストの結果 [ニュース]

南京日本人教師会が主催する第6回100文字作文コンテストの結果が公開されました。
今回のテーマは「あまい」で、南京をはじめ、南通、山東省の済南、広東省の広州からも応募があり、総勢約1000人の応募から78点が入選しました。
以下にその結果を公表し、また最優秀賞と一等賞、二等賞の作品を合わせて公開いたします。


2017年度下半期(2018年4月審査)に開催された第6回南京日本人教師会「日本語100文字作文コンテスト」について、結果を発表いたします。今回のテーマは「あまい」、応募総数は約1000点(参加大学は11)の中から78点が入賞しました。

第6回 日本語100文字作文コンテスト 入賞者

最優秀賞 朱斐玲(南京三江学院)
一等賞  谢海(広州大学)、陈贝思(南京林業大学)、
     杨晶晶(南京林業大学)、魏圆梦(南京三江学院)
二等賞  张茹(南京暁荘学院)、许珊珊(南通職業大学)、
     武雨薇(南京旅游職業学院)、陈雪(南京林業大学)、
     吕诗佳(南京師範大学)、张议郡(南京三江学院)、
     徐婷玉(南京三江学院)、陆婷婷(南京郵電大学)、
     王航政(南京郵電大学)、石卓(南京郵電大学)
三等賞  莫晓艳(広州大学)、郑志华(広州大学)、
     黄洁欢(広州大学)、陈嘉琪(南京暁荘学院)、
     刘晴媛(南京暁荘学院)、马静(南京暁荘学院)、
     田宇瑄(南京暁荘学院)、朱悦(南京暁荘学院)、
     李敏(南京暁荘学院)、荣蓉(南京暁荘学院)、
     陈晋艺(南京旅游職業学院)、戴新怡(南京林業大学)、
     卢香顺(南京林業大学)、张静怡(南京師範大学)、
     周文娟(南京師範大学)、吴欧晨(南京郵電大学)、
     杨龙生(南京郵電大学)、孟雪(南京信息工程大学)
 ※順不同です。同じ賞の中で前のほうが点数が高いということはありません。

優秀賞  45名

<最優秀賞および一等賞、二等賞の15作品>
※公開するものについて、作者の許可は得てありますが、転載等の際には十分なご配慮をお願いいたします。

最優秀賞 朱斐玲(南京三江学院)
可愛い娘がママに「どうしてパパと結婚したの。」と聞いた。ママは「その時、パパの甘い言葉に騙されたのよ。」と答えた。「えっ、甘い言葉って、美味しいの。」ママは、「あんた、本当に食いしん坊だね。」と微笑んだ。

一等賞 谢海(広州大学)
ある朝、友達に「おい、起きろ、授業に遅れるよ」と起こされた。慌てて朝食もとらないで教室に飛んで行ったら、誰もいなかった。なんだか怪しいと思って、やっと4月1日だと気がついた。からかわれた私、あまいなあ……

一等賞 陈贝思(南京林業大学)
ゲームを通して私は騙されたが、ネットフレンドの一人お姉ちゃんがいい人で助けてくれた。私は彼女に信用されて幸せで甘い。男性はみんな彼女が好きだ。最近、彼女は男性だと知った。私は若くて甘い人だ。

一等賞 杨晶晶(南京林業大学)
子どもの頃、私は母に飴を一つもらった。母は春のような優しい視線を注いでくれた。大人になると、また母に飴を一つもらった。母は夏のような暖かい微笑を浮かべてくれた。母は去ってしまった、ただ二つ飴が残った。

一等賞 魏圆梦(南京三江学院)
兄は子供の虫歯が心配で、甥に甘い物をあげるのを禁止した。私は兄の目を盗んで甥にチョコレートをこっそりあげた。彼は一口かじって、すぐに目を丸くした。くすくす笑って、振り返ると、兄がぐっと私を睨んでいた。

二等賞 张茹(南京暁荘学院)
「お父さん、甘いものが好きですか」「いいえ、うちは宿遷人ですから、塩辛いものが大好きだよ」「へえ、じゃあ、どうしてうちの料理はいつも甘いの」「母さんは蘇州人なので、甘いものが好きなんだ。仕方がないな」

二等賞 许珊珊(南通職業大学)
本は甘い、知識は甘い。読書も甘い。午後、太陽の光が私の机の上にあった。そして私は本棚から本を1冊取った。甘い光の下で甘い本を楽しむ。ゆっくりと太陽の光の足跡が消えていった。私も本を置いた。

二等賞 武雨薇(南京旅游職業学院)
お父さんはちょっとつまらない人です。ロマンチックなことは一度もやったことないです。でもわが家にまさるところがないです。あまい言葉より行動のほうが大事です。私にそのように思えてなりません。

二等賞 陈雪(南京林業大学)
泥棒はある部屋に入った。バラの甘い香りがして、その隣にはある女の子の写真が置いてある。「美しい」と…。電話番号を書いておいた。恋が始まると泥棒は思った。数日後、「またか」と泥棒は警察官に言われた。

二等賞 吕诗佳(南京師範大学)
ある日、夕食を食べている時、隣の恋人同士の男の子が牛肉を取り分けて女の子のお皿に置いた。「僕の最愛の物をあげるよ」「君の最愛は私じゃないの?」「牛肉と話しているから君は口出しするな」ああ、恋の甘みだなあ。

二等賞 张议郡(南京三江学院)
おじさんの葬式で、彼が最後に作ったお菓子を食べた父さんは、「甘い甘い」と言いながら、泪を流していた。きっとお菓子がおいしくて、神様に呼び出されてしまったのだろう。今もあの世でお菓子を作っているのかな。

二等賞 徐婷玉(南京三江学院)
いくつかの葡萄を口に入れては店主にどうと聞かれたが、頭を振って店を出た。げっぷをしながら彼は、十番目の店に来た。「葡萄は甘いですか?」「甘くないなら、お金はいらない。」「じゃ、甘くない物をください。」

二等賞 陆婷婷(南京郵電大学)、、
ある日、たくさんの柴を担いだおじいさんが鼻歌まじりで山から歩いて帰りました。そして、家に着いた時、「しまった、縄目が甘くなってしまった。」とおじいさんが叫びました。柴は少ししか残っていませんでした。

二等賞 王航政(南京郵電大学)
「あまいよ。」四歳、もらった飴をなめた時。「あまいぞっ!」二十四歳、上司に叱られる途中。「あまくない?」四十四歳、初料理を家内に突っ込まれた瞬間。「あまいなぁ。」六十六歳、庭で花見する時。一生あまい。

二等賞 石卓(南京郵電大学)
母はよく「恋をする時、慎重に。甘い言葉だけを聞くな。」と言っていた。しかし、恋の大部分は甘い言葉ではないだろうか。私は甘い言葉が大好きだ。甘い言葉を聞きたい。残念なことに、私にこれらを言う人はいない。

参考までに、これまで100文字作文コンテストの記事です
第1回
http://nanjing-ribenren.blog.so-net.ne.jp/2013-12-16
第2回
http://nanjing-ribenren.blog.so-net.ne.jp/2014-05-27
第3回
http://nanjing-ribenren.blog.so-net.ne.jp/2015-05-18
第4回
http://nanjing-ribenren.blog.so-net.ne.jp/2016-06-12
第5回
http://nanjing-ribenren.blog.so-net.ne.jp/2017-06-23


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