角さんを思い出した [日記]

角さんを思い出した

先日、ある飲み屋で四川の女の子二人と隣り合わせになった。二人とも、あの薄熙来が書記であった重慶出身とのこと。それで「其実,薄熙来怎么样的人?」と聞くと、「很好!」とのこと。去年大連(彼はここの市長もしていた)に行った時、乗り合わせたタクシーの運ちゃんにも同じ質問をしたところ、親指を立てた(「很好!」を示す)。まあ、地元の発展には大いに尽くしたということだろう。

そんなことをあれこれ考えているうちに、角さんを思い出した。

ちょうど角さんの判決の日だった。あるテレビ局が東京と新潟の市民の様子を同時中継していた。「角栄はとんでもない奴だ」と言う東京のサラリーマンに対して、新潟のおばさんが「あんたたちは田舎の大変さを知らないんだ。こんな田舎をよくしてくれた田中先生には感謝している」と反論していた。そういえば、筆者の両親が北陸旅行から帰って着た時、「新潟県の道路事情は隣の県と比べものにならない。これも角栄のおかげだろう」と言っていた。

まあ。中国でも日本でも、昔も今も、人の考え方は、その当時の周りの環境や人間関係に決定されるということだろうか。

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