第2回日本語100字作文コンテスト [日記]


第2回日本語100字作文コンテスト

5月18日、南京日本人教師会主催の第2回日本語100字作文コンテストの入賞者が決定した。今回のテーマは「あたたかい」というもの。いささか抽象的なテーマなので、書きにくいのではと予想していたが、南京市内の各大学から応募者が多数あり、そのうちの50名ほどが入賞者となった。最優秀賞作品は、南京暁荘学院の張萌さんの作品だった。以下は入賞作品である。

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審査の様子

【 第2回 】    テーマ:あたたかい  

最優秀賞作品(一名

大学に入学する前、母は荷物をまとめてくれた。トランクはぎっしり詰まっていたが、一袋のリンゴを押し込んでいた。リンゴは平安を守ってくれるのだと言われた。これは世界で一番赤くて大きいリンゴだと思う。
                                          張萌:南京暁荘学院 

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一等賞作品(四名)
 
一番暖かい物は白湯だと思う。中国では私は暖かい飲み物が好き。寒い冬でも家に帰って白湯を飲んでいる時、白湯が胃にゆっくりゆっくり流入するのを感じます。お腹は次第に暖かくなり、心もいっぱい暖かくなります。
                                         徐清清:南京衛生学校
    
真夜中に駅でバスを待つとき、優しい警備員にあった。彼女はお湯をそそいでくれたし、掛け布団も掛けてくれた。ちっとも寒気がしなかった。その助けは体を温めてくれただけでなく、心も暖めてくれた。
                                          江菲:南京林業大学 
                             
涙は濡れても意外に暖かい。流れて心まで温められる。悔しい時、涙は人を反省させる。辛い時、涙は人を励ます。人を輝かせるのはダイヤではなく、何度も流れてきた涙だ。それは決して冷たいものではない。
                                         汪東峰:南京暁荘学院 

母は鼾をかいて寝ていた。父は母の鼻をねじって「ほら、ママはまた鼾をかき始めるよ」と私に言った。しばらくして、父も寝て鼾をかき出し、母は眠気を覚まし、「パパはバカ」とぶつぶつ言って笑顔で再び寝てしまった。
                                          崔倩:南京大学 金陵学院

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今年はこんなパンフレットも作成





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