中国にあって日本にないサービス [生活]

中国にあって日本にないサービス

タイトルを見て「反対じゃないの」と思った方もいるかもしれない。でも、このタイトルでいいのである。では、その「日本にないサービス」とは何か。それはすなわち、銀行のキャッシュカードでショッピングができるというサービスである。おなじみの「銀聯マーク」がドアに貼ってあるお店や飲食店では、キャッシュカードによって決済ができるのである。キャッシュカードを出すと、店員さんが専用機械に付いているスリットの中でそれをサッとこする(刷卡という)。その後、機械がプリントした用紙にサインをすればそれで決済はOK。まあ、決済形式から見れば、クレディットカードと同じと言ってよい。

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これは便利だ。何よりもキャッシュを持ち歩かなくて済むのがいい。飲み屋で財布の中身を気にしながらメニューを選ぶなんてのは粋ではない。「何だ。クレディットカードと同じじゃないか」という声が聞こえるが、これは、コンビニやスーパーでの20元、30元の買い物でも使えるところがミソ。こんなところで自慢げにVISAのゴールデンカードを見せびらかす奴なんていないだろう。また、クレディットカードには「カード地獄」がつきものだが、この刷卡はあくまで預金の範囲内の使用となるから安心だ。お店のほうでも「現金の処理のことを考えればこちらとしても楽」と言っている。

こんなに便利なサービスなのに、日本ではあまり普及していないようだ。銀行のデヴィットカードというのがこれに近いようだが、これを受け入れているお店は少ないようだ。だから、事実上「日本にはない」と言ってよいだろう。どうして「ない」なのかご存知の方がいれば、ご教示願いたいところである。

ところで、中国に17年もいてこの刷卡の存在を知らなかった方もいた。これもまた不思議な話である。

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