ファーストクラス体験 [日記]

ファーストクラス体験

敦煌に行ってきた時の話である。帰りの便は敦煌―西安―南京だった。中国では当たり前のことだが、敦煌―西安便は予想通り遅れ、西安―南京便には間に合わなかった。もちろん、航空会社(東方航空)の責任である。交渉の結果、他社便(深圳航空)を探してくれ一安心となった。で、カウンターに行って渡されたチケットを見て驚いた。ファーストクラスのチケットなのである。多分一生乗ることはないはずのファーストクラスである。

待合ロビーのファーストクラス専用室が利用できるとのこと。さっそく入ってみたら、サンドイッチなどのスナック食べ放題、コーヒー飲み放題。お茶がまた有名なブランド物・・・。「ほほう。これがファーストクラスのサービスなのか」と思ったのは甘い感想だった。

機内に入ると、スッチー(古い言葉ですみません)は美人、座席はゆったり。ここまではよかった。JALのコマーシャルなどで見るウイスキーグラスを傾けるビジネスマン。これをやってみたかったので、スッチーに「ウイスキーを」と言うと、「ない」。このあたりから雲行きが怪しくなった。「それじゃ冷たいビールを」というと、「ない」と。繰り返す。ファーストクラスに「冷たいビールがない」のである。さらに繰り返す。「冷たいビールがない!」のだ。なんじゃこりゃ。遅い便で仕方なかったのかもしれないが、夜食もJAL国際線のエコノミークラス以下。

友人が言った。「同じファーストクラスでも、国内線と国際線は違うの」と。この説明である程度納得はしたが、それでも「何じゃこりゃ」感はぬぐえなかった。まあこれ以降ファーストクラスに乗ることはないだろうが。
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